ともの独り言

2008-07-20

水になった村(2)

「水になった村」の本を
読ませていただきました。

すぐ近くにいる
おじいさんおばあさんが
とてもたくましく描かれています。

あたりまえに見ていた景色
客観的に観ると大変多くの
気づきがありました。

こんなに近くで起きてきたことに
全然意識なく過ごしてきた
自分に気づきます。

村のひとが季節に合わせた実を食べるのが大好き
食についての話を多くされるのを観ていると
とても自然で、食の楽しみが本来の生活のベースのように
感じられました。

土を大切に想う気持ちなど
学ぶことがたくさんあります。

とても素直で力強くかっこいい
おじいさんおばあさん

食文化のすばらしさを
見直す機会ができ本当にうれしい
ありがとうございます。

「水になった村」

名古屋の椙山女学園大学で行われた
第20回愛知サマーセミナーに行ったきました。

お客様からチケットを頂き
「水になった村」の映画を観て
大西監督の講演も参加しました。

「水になった村」の映画の
題材は徳山ダムができる前
15年にわたる村人の生活をリアルに
映し出している映画です。

地元揖斐川町の話を名古屋の方々と
一緒に観る、そして色々な思いを
聞くことが出来ました。

大西監督に話に行くと
「今度そちらに徳山ダムに行くときよります。」
と言っていただけいいご縁が出来ました。

ダムに沈む村に生き続けたジジババたちの物語
是非、ご覧下さい。


帰りに高いビルのテラスで
食事をして見渡したとき
「ビルに埋もれた(市)」

なにか同じような思いになってきました。